クレヨンしんちゃんは小学生をはじめ幅広い年齢層の子供たちに人気で、大人が見ても楽しいアニメですが
「アニメの中でサブリミナル効果が使われたのではないか」
「サブリミナル効果が使われたのはどんなシーンなの?」
「どんな目的でサブリミナルを入れたの?」
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
今回は「クレヨンしんちゃん」で
- サブリミナル効果を使ったシーンはあったのか
- サブリミナル効果を狙った画像にはどんな意味があるのか
についてネタバレありで紹介します。
目次
クレヨンしんちゃんでサブリミナル効果を使った問題のシーンとは
ではクレヨンしんちゃんの作品のなかでサブリミナル効果を使ったとされるのはどの作品のどんなシーンだったのでしょうか。
その作品とは1995年に映画化された3作目の映画「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」です。
これから
- 映画「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」のあらすじ
- どんなシーンでどんなサブリミナルを使ったのか
について解説していきます。
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望のあらすじ
サブリミナル効果を使ったシーンを説明する前に「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」のおおまかなあらすじを紹介します。
それは野原家で飼っている犬のシロが突然しゃべりだした事から始まりました。
未来の30世紀からやってきたタイムパトロール隊員のリングが、シロの体を借りて話しかけてきたという。
悪いヤツが1570年頃の戦国時代の日本で、過去を変えようと企んでるって!人類の大ピンチ!!
そこでしんのすけ達が人類を助けるため過去に向かう決意を。
しんのすけ家族はリングと共に、呼び出したタイムマシーンで戦国時代にタイムトリップした。
タイムトリップした戦国時代の春日部城で、カスタネットを叩く怪しい軍団・黒子忍者に襲われそうになるが、とある武士に助けられる。
その武士は焼け落ちた春日部城の主の跡取りであった「春日吹雪丸」だった。
春日部城を焼き落としたのは、怪しげな術を使う「雲黒斎」という人物で先程の黒子は雲黒斎の手下だった。
その後幾度となく雲黒斎の手下たちの襲撃を受けるも、しんのすけに備わっているおたすけ変身機能を使って吹雪丸と共に雲黒斎の手下たちを倒していく。
そしてついに雲黒斎と対峙するときがやってきた。
雲黒斎の正体は30世紀の未来から来たヒエール・ジョコマンという人物だった。
しんのすけはまたもおたすけ変身機能を使い、ついにそのヒエールを倒した。
戦国時代での問題を解決したしんのすけ達は、タイムマシーンに乗り込み現代に戻った。だがテレビのニュースを見るとヒエール・ジョコマンが日本のトップに君臨し独裁を振るっていることが分かった。
ヒエールは戦国時代から逃がれ、現代で再び歴史を変えていたのだ。しかしリングは「時間犯罪防止帽子」という未来の道具をしんのすけに渡し、力を合わせヒエールを倒す。
その後しんのすけ達は騒動前と変わらぬ日常へと戻っていった。
どんなシーンでどんなサブリミナルを使ったのか
果たしてどのシーンでどんなサブリミナルを使ったのでしょう。
詳しく見ていきます。
あらすじの中の、タイムトリップした戦国時代からタイムマシーンに乗って現代に戻った後「テレビのニュースを見るとヒエール・ジョコマンが日本のトップに君臨していることが分かった。」のシーンで、ニュースキャスターが記事を読んでいる場面です。
これがサブリミナルに使われた雲黒斎マーク pic.twitter.com/H2TGM0RrLo
— 南海山なんか (@looploop365) September 22, 2019
クレヨンしんちゃんのサブリミナル効果にはどんな意味があるの?
果たしてこの画像は何を意味するのでしょう。
結論、これは雲黒斎一味のシンボルマークです。
劇中の「ヒエール・ジョコマンが日本のトップに君臨し独裁を振るっている」場面で、テレビ放送でサブリミナル効果を使うことにより雲黒斎の独裁を国民に洗脳していることを意味する演出なのです。
これは雲黒斎の手下の黒子忍者たちが顔を覆っていた仮面のデザインです。
独創性で殴りかかってくるような唯一無二のセンスですよね…。カスタネットのリズムで統率を取り攻撃してくるという発想!
今年のラクガキングダムのグッズの中にめちゃくちゃ似たデザインのカメラが出てくるので雲黒斎ファンはテンションあがりますよ笑 pic.twitter.com/lL3IpEWD6C
— 鳴瀬 / クレᒐん研究部 (@narusemanami) September 20, 2020
大きな目のようなデザインが雲黒斎一味のシンボルマークのようです。
しかし以下のような意見もありました。
ナント、クレヨンしんちゃんに
「プロビデンス」の目が⁉️サブリミナル効果で、洗脳⁉️
ヤバイ…
子どもたちに、小さな頃から
イルミナティなどの悪党、悪魔を
脳に刷り込んでしまう…恐ろしい効果なんです⁉️
プロビデンスとはキリスト教の摂理という意味で、神の全能の目を意味しています。
光背や、三位一体の象徴である三角形と組み合わせて用いられることもあり、「プロビデンスの目」は秘密結社と言われるフリーメイソン、イルミナティの象徴とされています。
都市伝説54 万物を見通す目。通称プロビデンスの目です。秘密結社フリーメイソンがシンボルとしているマークです。ドル札に使われているものですが、六芒星の形に線を引いていくと、MASONという文字が浮かび上が入ります。信じるか信じないかは…https://t.co/6CTFElz7RT
— 都市伝説@UrbanLegend_bot (@UrbanLegendbot) April 1, 2023
これ支配層はイルミって教えてくれてるんですよね?
— mia (@RoseHipVilla) November 30, 2020
画像・映像を見る限り雲黒斎一味のシンボルマークで間違いありません。
しかしながら、この演出に紛れてフリーメイソンやイルミナティの存在を意識させる目的があったのでは?と憶測されています。
サブリミナル効果が使われた映画「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」の世間の反応
現代では映像にサブリミナル効果を使用することは事実上規制されていますが、 1980年代から1995年頃まではサブリミナル効果を使用することは当たり前のように行われていたと言われています。
1980年代から1990年代前半に公開されたテレビアニメでは、ビデオデッキで録画した番組をコマ送りしないと確認できないカットやメッセージを1コマだけ挿入したり、群集シーンに別の漫画やアニメの登場人物を紛れ込ませるといった編集が「制作スタッフのお遊び」として当たり前のように用いられており、『シティーハンター3』だけが特殊なわけではなかった。
では現代にこの作品を観た世間の反応はどうだったのでしょうか。
うおおおおお!!マジでアマゾンプライム版『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のテレビシーンに幻のサブリミナルシーンがある!!
こわい!!!! pic.twitter.com/uqpwy0mZ1a— こみー【暗中飛躍】 (@ConGrazie) April 11, 2017
クレヨンしんちゃんの『雲黒斎の野望』、悪の親玉が支配してる世界で放送されるテレビにサブリミナルが入るという今見ても攻めすぎな演出(同じ年にオウムの事件があってソフト化の際に消されたことまで含めて凄い) pic.twitter.com/DGplXErc8a
— もつれら (@mtmtsf) May 2, 2020
規制されている現代では「攻めすぎな演出」と捉えられているようです。
今じゃカットされてるけど未来改変後のニュースにサブリミナル仕込まれてたり結構怖い演出多いよね
引用:アニヲタWiki(仮)
改変後の世界のテレビでサブリミナルあったのもびっくりした
見終わった後調べたらテレビ版でもソフト版でも削除されてて本来は劇場だけでしか見られないやつだとか
引用:ニコニコ大百科
SFタイムマシンで戦国時代に行く話。
吹雪丸がイケメンでかっこいい。
姉弟の話いいなぁ。
子供が分からないであろう言葉遣いも凝ってた。
サブリミナル効果が怖かった。
引用: Filmarks映画
サブリミナル効果が使用されていることに対して「びっくりした」、「怖かった」という意見が多く見られました。
現代ではなかなか見られない、珍しい映像が見られたことに対して感嘆している方も含め、恐怖や驚きの感情を抱いています。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では
- 映画「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」の中でサブリミナル効果が使われていた
- サブリミナル効果に使われていた画像は劇中のキャラクターのシンボルマークだが、秘密結社組織のシンボルマークとも認識できる
- 1980年代から1995年頃まではサブリミナル効果が頻繁に使われていたが、規制されている現代では「怖い」感情を抱く方が多い
ということがわかったと思います。
「怖いもの見たさ」とでも言うのでしょうか、怖いと思っていても見てみたいと思ってしまいますよね。
最後までお読みいただきありがとうございました!